「紫音の体
綺麗だから
見る」

私の顔面が熱くなる

「見なくていい!」

「嫌だよ
早く、入ろう」

「入らない!」

私は海堂彰吾に
引き摺られながらも
抵抗をした

大男の力に
勝てないって
わかってたけれど

一緒に風呂に入る

…なんておかしい!

どうしてこういうときに
お姉ちゃんは
いないのだろうか!