「ごめん羽菜さん… 携帯、ずっと繋がんないし…怒ってるよな? もしかして他にも何かあったんじゃないかと… でも良かった…」 あ… さっき電源切ったんだった… 何かあったのかなんて… やっぱり冬真くんらしいというか何というか… 苦笑い。 あたしはそのままぎゅっと抱きしめられて。 なんだかもう、それだけで さっきの不安とイライラはどこかへ吹っ飛んでしまった。 …あたし弱いなぁ。 冬真くんの香りに包まれてすっかり安心してしまった。