『あの・・・見分けが全然つかないんですけど・・・』

ガクッ  首が音を立てるくらいに勢いよくいった


美「あはは!いつかわかるって」

由「そうそう、見た目は同じでも性格は違うんだからさ!」


 「・・・は~」

美・由「??」

わかってないし。私の憧れではあるんだけどちょっと抜けてるところあるよな・・・


 「真美と真由は声も同じでしょ?だからいきなりきて話しかけられた時すぐにはわか
  らないって舞は言いたいんじゃないの?」

 『わかりやすくいうとそんな感じなんですけど・・・』

まぁ、そんなこと言っても無理だろうけどね・・・

私が初めて会ったときに同じこと言ったら二人とも見合わせて固まってたし。

今回も私の予想通り二人とも見合わせて・・・


美・由「・・・・」


 『いや、あの!無理なら一人でがんばります!(?)』

 「は~・・・あ、やばい。クラスと寮の部屋の番号見てから体育館行かなきゃ!」

 『本当だ!もうこんな時間』


美・由「「走るよ」」


麗・舞(ハモったし・・・)

タッタッタッタッタ...