Cry!Cry!Cry!







「ひーらぎ先輩…。もぅアタシ無理ですぅ~(泣)」





部活が始まり、野球部員たちが練習を始めたとき、



ベンチで野球部マネージャーのガールズトークが始まるのであった。







「あたし、スタイル良くなりたい~!!!」




そんなとき、嘆いているのはアタシこと鈴浦夕実(スズウラユウミ)。







隣では一個上のマネージャーの柊(ヒイラギ)先輩が苦笑。




「ユーミはスタイルがどうとか言う前に、


 まず好きな人とちゃんと会話できるようになることでしょ。」





そーなんですっ。








好きな人の前になると、いつも…







「夕実さん、飲み物…。」



「ギャ――――ッ!!!!出たぁ――――!!!!」






私はこんなふうにヒカルくん(好きな人)を見ると叫ぶのです。




おまけに顔がリンゴのように赤くなるので、



いつもベンチの後ろに隠れてしまいます。。。






突然現れたヒカルくんは驚いたように目を丸くする。





「出たって…おばけ??」




なぜ…この子はこんなにも鈍感なんでしょうか(T_T)



そぅ、あたしがヒカルくんと呼んでいるこの男の子は、


本名、南葉輝と言って、天然の中の鈍感さんw




違うクラスと言うことが凶なのか吉なのか。。。







「はいはい、ゆーみんは霊感あるんだから、気にしないの。


 俺が飲み物取ってやるから。」


そう言って、男子にヒカルくんを連れて行かれた。




はい、ヒカルくん以外の野球部員には


アタシがヒカルくんのことが好きなのをバレています。






つか、あたしに霊感なんてさらっさらありませんよ。(-_-;