「じゃあ、僕一人で行くね…。」 「ごめんごめん、そんな気落ちしないで。」 南葉くんは首を振り困った顔で笑って "大丈夫だよ"と言った。 「悠ちゃんって言う人に "お誕生日おめでとうございます"って伝えといて。」 「うん、じゃあ、僕、教室戻るね。」 そうだよ。 このとき このとき あたしが南葉くんを止めれば・・・ 彼の後ろ姿がこんなにも恋しく感じなかったのに・・・。