「うわぁ、食欲ない時にカレーは…」
「だよね~、ウチが食べていい?」
「どぞどぞ」
「代わりにコンビニで買ったパンあげる。
夜食べようとしてたから。」
そう言ってバッグから袋に入ったパンを放り投げた。
あたしはパンを受け取りパンをかじった。
「なんで別れたん?」
晴香はカレーを頬張りながら言った。
「なにが?」
そう問いかけても晴香は何分かカレーを頬張っていた。
「うー、ごちそうさま。」
「ねぇ、何が別れたって?」
「ねー、お茶もう一杯もらっていい?ゆーみん家のカレー辛い。」
「…晴香?」
「つか、そういや昼もカレーだったわ。
ヤバッ、女子高生がカロリー高すぎな食生活送っちゃったよ。」
「晴香!」
晴香の動きがピタリと止まる。
そして、震えた声で言った。
「美々から聞いた。
ゆーみん、ナンちゃんと別れたんしょ?」
「は?」
「ナンちゃんが退院して…
今日、浅見さんと一緒に登校してたよ。」
晴香は椅子に座りプラプラと足を揺らしながら
やりきれない顔で笑った。



