~Thiriro~
屋上でたそがれるなんているなんてクサい。
でも、授業をサボってそんな事をしているのが今のあたし。
ほんと、学校なんてつまんない。
「ねぇ、行こうよぉ~。」
そして、隣で子供みたいにしつこい人(南葉君)。
これじゃあ、落ち着けるものも落ち着かない。
「時間ギリギリだから始まりはダンスする所からなんだって。
せっかく授業つぶれて劇練習になったんだから、
教室行こっ?」
横でどうにか説得できないか
喋りかけてくる南葉君をよそに、
あたしはわざとらしくそっぽを向いた。
「優等生は優等生らしく教室で真面目に劇の練習してれば?
あたしは劇なんか子供っぽいことしたくない。」
「ほらっ、本人だってそぅ言ってんだから行こうぜ。」
山崎は後ろでドアにもたれかかって呆れた声で言った。



