さてさて、順調に演劇祭の準備が進みまして…
クラスの奴らが帰った後、
教室で台本を書き直しているアタシがここにいます。
ルーズリーフにぎっしり書いた文字とにらめっこ。
ふぅ…。監督の仕事って
やっぱり一筋縄では行きませんね。。。
こんな疲れている時には・・・
あたしはCDラジカセの再生ボタンを押した。
するとアタシが好きなJ-POPの曲が流れ、
あたしは曲に乗って口ずさむ。
「あっ、ゆーみさんっ。」
「えっ!?・・・・・キャ~~~~~~~ッッ!!!!」
突然、廊下側の窓から現れたヒカルくんに驚き、
ラジカセを肘で落とし、あたしは椅子から落ちた。
いっ・・・・・・ってぇ――――――――ッッ!!!!!
「だっ大丈夫??」
ヒカルくんはあたしに駆け寄り、
手を差し伸べる。
あたしは赤くなった顔を
うつむかせたまま手を取り立ち上がった。



