梟~幼少編~

「武隊に入ったのは、死ぬのが怖いから強くなりたかったからだ!」
「死ぬのが怖いだと?俺は死など怖くない」

押し付けている龍峰手の隙間ら威白は龍峰の表情をみた。
やはり龍峰は不気味な笑みを浮かべている。
龍峰も自分の指の隙間から威白の顔を見る。
威白は鋭い目つきで睨みつけていた。

「その目だ!威白!!さ、もうひと勝負だ!!!!」

そう言うと龍峰は押しつけていた手を放し後ろへ勢いよく後退した。

「あああああああああああああああああああ」

威白と龍峰はお互いの右手を振りかぶり顔を目掛けて突き放した。