「セーフ。」
チャイムギリギリに席に着く。

「琴音~おはよぉ~。」

「玲奈おはよ★」

玲奈も眠そう。



私たちは
高校最初の授業から爆睡した。



「・・・・。」

目が覚めたのは

午前中の授業が終わって
昼食の時間。

玲奈なんてまだ寝てるし。

「玲奈~!お昼だよ~」
玲奈をゆすり起こす。

「やーぁ~寝ちゃったぁ~。」



ねぼけぎみの玲奈の手を引っ張って




「玲奈に会わせたい人がいるの。」