「何かあったのか?」




そう聞くこともできた 




でも聞かなかった 




話してくれるまで待つことにした




「話してくれる。
いつかきっと、話してくれる」




そう信じて…
















そして時が経ち…













俺たちは二年生になった 







アキラは相変わらずで遊んでいるし 






俺はこうして好きな子の隣で話している 




アキラは何も言わない




何も話してこない




今じゃ学校でも顔を見ないことが多いし、




連絡もとってない






そんなことを考えながら彼女と話した




彼女と話していろんなことを知った




名前や誕生日




住んでるところや学校の名前




彼女が降りるまで話した




アドレスも交換したし、俺の心は有頂天だった




彼女が降りてすぐ、俺も降りた