チロ「じゃあ俺は帰るわ!願いが叶うかを見なくちゃならないしよ」



チビ太「…良かったな」



レン「あれ?そーいえば相方が居ないな?」



チビ太「…」



レン「なるほど…口は悪いが良い奴だったな」



チビ太「あぁ」



レン「じゃあまたな」



「またな」ってもうお前と一生会う事はないよ…



レンが去っていた後に僕も外に出たが何とも言えない気分だった。



空が蒼く澄んでいて凄く綺麗だ…



太郎君に拾われた時の空は灰色で冷たい感じだっけど最高の日だった。



今は蒼く澄んだ空が温かいのに最悪な日だ。



ちくしょう…



パパとママに合わせる顔がない…



やっぱり僕は死んだ方が良いのか?



いや…



そんなバカな考えはよそう…



旅で出会い僕を助けてくれた方達!



命を張ってくれた仲間!



家で待ってくれてる家族!


そして天国に居る太郎君の為にも頑張って生きないと!



僕は幸せ者なんだ…



家に帰ろう…



そして僕の旅は終わった…