大好きって言ってよ

「何見る~?」

「んー…俺、感動系見たい」

「いいねーてか、意外ー…優哉そーいうの見るんだあ!」

「いや…泣きたい気分?」

「泣いちゃうの?」

「うん。涙もろい」

その優哉の一言で

私たちは笑った。

このどーしよーもない一時が

どーしよーもないぐらい

嬉しかったんだ。

嬉しすぎて、

映画の内容なんて

覚えてない。