「…ご…ごめっ…な…さい…」 なんで お前が必死に 謝るんだよ なんでそんなに 縋り付くように 「……先行け…」 「…へっ……?」 訳がわからないという 顔をしてる実 「…俺、頭、冷やすから 実、先帰れ…」 そう俺が伝えると 実は 「…でもっ…みっちゃんも、体濡れて…」 ――どこまでお人よしなんだ こんなになっても まだ俺の心配する 「…いいからっ…」 そういうと 「本当に、ごめんなさい」 そう言い実は 家の方向に走り出した