生徒玄関に着くまで 実が横で何か喋っていたけど…もやもやしていた俺は上の空で。 靴を履き変え、 外に出るときに気づいた 「…みぞれだ…」 まるで、今の自分じゃねぇか 中途半端な感じが。 こんな日に限って 「…傘ねぇし…」 そんな俺に気づいた実は 「…じゃ、一緒に入ろ?」 なんて小さめの傘を 差し出してくる