相模隆一。





入っていたバスケ部の一つ上の先輩。





クラブ後みんな帰って行って俺達だけになった





「なあ。祐介?俺には何でも話せ?」





いきなり言われた。






「いっつも辛そうにしてる。一人で抱え込むな。」







俺の気持ちにすんなり入って来て俺はこの人なら話しても拒否などされない。





って思った。






「先輩....俺....好きなやついるんです。」







俺は深刻に言った。






先輩はうんうんと聞いてくれている。






「それが....5年前離れ離れになった幼馴染みで...」






俺は言葉にするのが大変だった。




胸奥底の気持ちが溢れて来る。