――。




14年前―。






俺は美依と一緒に居た。






「ゆぅちゃんん...美依達離れ離れなっちゃうよお。。。」





泣きながら俺の部屋に来た。





4歳の美依は単に俺を第2の兄貴だと思ってると思ってた。






「美依ね...おひっこしやだ。」






あらかじめ母親から聞いていたから驚きはしなかった。






でも自分でも分からないぐらい変な感情になった。





俺は何がなんだかわからなかった。





「美依...ゆぅちゃんとけっこんするだもん。」







その言葉を聞いた瞬間おれはすべて悩みがなくなったと言えば嘘になるが半分解決した。