そんなとき私の手に何かが重なった。 「あっ…」 ひろちゃんの手は私の手より大きくて暖かかった。 『嫌?』 少し不安げに見つめてる。 私は首を横に振った。 ガチャーン― 猫のみやびが机の上の置物を倒してしまった。 驚いて目を捕られていた。