「あ、ゆみ?」


目の前が


にじんでく。


シーツが


段々濡れていく。


「よか、ったよ・・。よかったぁ・・・。」


安心して


ほっとして


暖かい涙が


頬を伝ってく。


「あゆみ。。」


りょうに、お礼言わなくちゃ。


「りょう。」


「ん?」


「ありがと。」


「な、なんで?」


「ずっと、そばにいてくれて。」


「・・・うん。」


「・・ありがとう、ね。」