記憶の中のあなたは、まだあたしに微笑みかけていて。

その、真っ直ぐな澄んだ瞳であたしを見つめるの。

そして、あたしが見つめ返すと恥ずかしそうに目を背けるの。




- ねぇ、恭介 -


あたし、今でも思うの。

あたし、今でも信じてるの。


もし、あたしとあなたが"運命の人"だとしたら・・・

また、逢えるよね?

また、初めて出逢った時のようにときめくよね?



また、手をつないで

   一緒に歩いて

   笑って 
 
   泣いて ・・・