「ごめんね、姫子…。お母さん、お父さんと離婚するの…。」 どうりでお父さんが帰って来ないわけだ。 いつもなら一時間前に帰って来ているはずだ。 「お父さん、お母さんより好きな人できたって…。」 私は何も言わなかった。 言ってももう無駄だと思った。