【2006年4月】
兄の光は高1年の年になり、高校には行かず、現場作業員の仕事を始めた。

それと共に小6だった優は、
中1に上がった。

優はこの頃から単車にまたがる事を覚え、タバコも小6から吸っていて、ヤンチャだった優は、兄の友達や年上からすごく好評で可愛いがられていた。これと共に同い年の子達からは、怖がられて避けられ、同い年には友達などいなかった。優は毎日年上と一緒にいるか、一人でいるかのどちらかで、どこか孤独な自分を感じていた。

そんな優にも1つ欠点があった。それは
【女に手を出す事】

兄の光は、毎日の様に優を叩いて女の子の大切さ、自分より弱い子を守ると言う事を何度も教えた。


そんなある日の事...