2009年10月24日(土)
 試験1日目――
 午前7時、目覚まし時計が鳴る。起床したマキオは部屋のカーテンを開けた。窓から差し込む陽射しは希望の光か――。

 2009年10月25日(日)
 試験2日目――
 午後7時、試験を終えて帰宅したマキオはテレビのニュース番組を観ていた。緊張による疲れからか、瞼が重くなってゆく。几帳面であるはずのマキオが、この日はそのまま眠りについた――。

 ラストチャンスはあと1日――。