「え?何がいー」
…の?

結衣にバレないように、結衣の言葉をさえぎって、俺はウェイトレスをよんだ。

「すみませえーん!!!」

「はあーい。」

かわいい声で返事をした女の子は、俺の声に反応してこっちに向かってきた。

ざっと、20才くらいかな?
可愛い子だ。

「あの〜、予約したものですが…例のものをお願いしたくて…」

「はい、稲川さんですね?
少々お待ちください。」

「はい。」