「隆哉に電話きたよっ…
女の人の名前が表示された。
浮気してたんだねっ…。
隆哉最低。」

「はあ?浮気?
なんのことだよ…。」

「もうこれ以上ウチをだまさないで…。
スキだったのに…
信じてたのに…」

ウチは泣きながら部屋を出た。

「おい待てよ!結衣っ!」
隆哉が“?”って顔しながら、ウチをよんでいる。

でもウチは決して振り返らなかった…。

どうしても隆哉が許せなかったから…