お嬢様と俺様!?〜2〜

「やっぱ嫌かあ…。
ごめんね、今最上さんよぶから。」

最上さんとは、柚ん家の運転手。

「バ、バカッ!
2人きりがいいに決まってるだろ…?」

「よかったあ…♪
じゃあ、ゆっくり行こっ?」

「おー!」

そっから30分かけてゆっくり帰った。
その間ずっと手を繋いだままだった。

「ただいまー!」
「おじゃましまーす!」

「おう!柚〜〜!!
おかえりっ♪
おー☆優哉〜〜!!
久しぶりだなっ♪」

出迎えてくれたのは、柚の兄ちゃんの吉良 隼人(きら はやと)さん。