お嬢様と俺様!?〜2〜

「ねえ!大地、舜……。
早く行こッ?
みっちゃんたちが待ってる…。」

「「みっちゃん???」」

知らない女の子の名前に、我が耳を疑う俺と大地に、それをのんきな笑顔でみてくる真斗。

「あ、みっちゃんって美里ちゃんのことッ!
僕たち、付き合うことにしたんだあ♪」

「そうだったのかあ!
いや〜、いいねっ!
彼女もちっていうのは…。
うらやましいッ!」

「お前、最近モテてるじゃんッ!!」

俺は、うらやましがる大地にすかさず突っ込んだ。