「ゆっう〜〜〜〜!!」

誰かがよんでる……

って、俺のことを“ゆう”ってよぶのは、柚だけなんだけどねっ♪

「お〜、柚ー!!!」

「ゆう、会いたかったっ!!」

周りの目なんか気にもせず、柚は俺に飛びついてくる。

「どうしたの?昨日も会ったのに…
柚、なんかあった?」

「うんん、なんにもないよ!
ただ、会いたかっただけっ♪」

可愛いなあ…

「俺も会いたかったっ!」

そう言って、柚を強く抱きしめた。

「きゃっ…
苦しいよ、ゆう…」

微笑みながら、俺をみる。

その笑顔、ヤバい…