ついた先は…那雪と約束を交わした公園だった。

私はブランコにこしかけて泣いた。
「私は最低だ……」


泣いた私を心配したのか…?
「お姉ちゃんどうして泣いてるの?」

公園で遊んでる子に聞かれた。
「うんん。何でもない。」「大丈夫??」
「うん。」
「よかったぁー!」
その子は笑顔で喜んでくれた。
「何して遊んでたの?」
私が聞くとその子は…
「お砂遊び」
と楽しそうにいった。
「お砂遊びかっ!」
「うん!」
「じゃぁ…お姉ちゃん帰るね…?」
そう言うと…
「うん…」
そう言った。
「バイバイ!」
そう言って歩き始めた時だった。
「お姉ちゃん!」
その子は叫んだ後…私の所に走ってきた。
「どうしたの?」
と聞くと…
「お姉ちゃん…もう泣かないって約束してくれる?」「えっ!?」
「お姉ちゃん。笑ってた方が可愛いもん!」
頬っぺたを赤く染めてその子は言った。
「わかった。約束する」
「うん。」
《ゆびきり…げんまん…うそついたら…はりせん…ぼんのーますゆびきった。》「約束だよ?」
「うん。」

私は約束した後…歩き始めた…
なんだか…さっきの子に救われた気がする…。