恋愛予報

遅くなってごめん』

“キャー、この声は”

声に反応して振り返ると、そこには憧れの瞬くんが。“やっぱり瞬くんだ。格好イイ、素敵だ”

私は言葉も発さず瞬くんに見とれている。

もうその時の私の目は漫画でよくあるハート状態。

『どうしたの?』

“うわぁ、声も素敵”

『どうしたの?俺の顔に何かついてる?』

私はやっと我に帰って

『ううん、ついてないよ』

『ならいいんだけど。やっぱ怒ってるよね?』