*バカ子の生きる道*

もう

両親の手には負えなくなっていた。


「はるか最近どーぉ?会社で…」

両親が尋ねると


「みんな、バカ子ってあたしの事慕ってくるの〜 ┓( ̄∇ ̄)┏
でね〜、あたしの噂で持ちきりみたい。」

両親は、悲しくなった
これが、我が子なのか…と

「どんな噂かしらね〜」

母親が聞いてみた

「簡単に言えば、ブス達の妬みかな〜〜('-'*)」
「妬み…ね〜。」

「男の人達も、あたしみたいなレベルの女に、敷居の高さを感じてるみたい。冷たくすればあたしが振り向くとでも思ってるみたいなの…困っちゃう。」

両親は、自殺を考えていた。


この子をこんなふうにしたのは、あたしたちだと

死んで罪を償おうと…


だが、

辞めた。

責任を持って、両親を続けていく事が償いだと
考えなおした。

両親はかなり苦しみもがいていた。