*バカ子の生きる道*

「俺、バ…はるかが好きだ」

はるかに告白する役を強いられたのは

学年1.男前の山下君だった。

「え、」

はるかは初めての経験にも動じなかった。

「好きだ。付き合ってくれないか」



「プッー(*≧m≦*)(笑)(笑)(笑)!!」

いきなり笑い出したのだ。
「何笑ってんだよ」

「だって、笑えるんだもん。山下君っちって、鏡あるの?悪いけど、
あたし顔重視だから、じゃぁね♪」

言うまでもなく、その山下君はそれ以来
学校へ来なくなってしまった。