*バカ子の生きる道*

また、ある日

「お母さん、あたしって誰に似ているの?」

はるか、あなたは誰にも似てないわ。
突然変異なのよ…
と言いかけてしまった。
「そーね…お、お母さんかしら……」

百歩譲っても似てないが

そんな、母親の気持ちも知らず

「えーΣ(゚□゚;)やめて!あたしお母さんみたいにブスじゃないもん。」

痛い

母親は思った。
心底思った。
はるかは、痛い子だ。