それから、二時間・・・ 私は、黒崎の話をずっと聞いていた。 おじいちゃんが黒崎のことを成績優秀で既に知っていたこと・・・ そして、彼が悲運な境遇で生まれ育ったこと・・・ このテストは、彼の<漣学院転入>もかかっていたこと・・・ 「・・・と、いうことなんです。 正直、僕はあなたを<利用>して、漣学院に入ろうと したという、、あきれたストーリーです」 「よかった・・・」 「・・・・え?」 「私、黒崎のために結果がだせてよかったよ・・・」 私は、微笑んだ。