「そうか!よかった、よかった」 昭三は晴れやかな顔をしている。 (なにその浮かれようは・・・) 「おじいちゃん、まだあたし、テストクリアしてないけど??」 「大丈夫、大船にのったつもりでいなさい。」 「は?」 「入ってくれ」 そのとき、理事長室のドアが開いた。