家に帰って自分の部屋に入った瞬間、



ベットへ倒れこんだあたし。



枕に顔を埋めながら考えちゃうのは、



ふと思い浮かぶのは………



やっぱり………葉瑠夏君。



あたしのこの気持ち。



こんな気持ち、初めてで………。



出来ることなら気づきたくなかった。



恋なんて……あたしが??



このあたしがこんな感情を実感するなんてね。



やっぱりおかしい。どうかしてる。



でも……これは、



この気持ちは、



間違いなく………『好き』っていう思いなんだと思う。



よく分からないけど、



声が聞きたい。



会いたい。



もっと近づきたい。



そう思うあたしがいるから。