マックを出ると、香理奈と一樹は手を繋いで寄り添いながら、



「じゃあなぁ~♪俺ら、これから香理奈んち行くからさぁ~。またなぁ~。桃歌ちゃん、向陽のこと、マジで宜しくなぁ♪こいつ、いい奴だからさぁ~」



「桃~!!ガンバってぇ♪」



ガンバってって何を~~??



「ちょ……。えっ?香理奈ぁ~」



「あとは向陽君と桃で楽しんで♪じゃあ桃、また明日学校で話聞かせてねぇ~~。バイバイ~~♪」



「えっ……待っ…」



手を繋いだ二人の後ろ姿を見送るように、



あたしと向陽君はその場にいた。



どうしよう……なんでこんな展開になっちゃうのよぉ……。