消えない過去_父親と娘

その日の夜。
やはりわたしが居ないことに気付いた義父は私にメールしてきた。


<春、どこにいる?帰ってこい>

私はもちろん無視した。


そしたら、電話。

もちろんそれも無視した



明日から、義父は私を捜し回るだろう。

私はバレないだろうか。
不安がこみ上がって来た。