バンッ!! 「ひっ!」 今まで黙っていた日向が、机を叩いて立ち上がった。 その時の日向の顔は、悪魔という域を越えていた。 悪魔じゃなくて鬼だ…── 「テメェ等…。 黙って聞いてたら好き勝手に言いやがって…──。 全員屋上から吊してやる…」