「山城さん、早いんだね。」

「うん」

やっと、班活動をするようになってクラスの女子ともなじんできた。



「なんで天野君ときたの?」


あぁ・・・あたしたちが兄弟でおんなじ家に住んでるって知らないんだ。


「あたしたち家が近くなの。」

「そうなんだ」





近くって言うか・・・家が同じ・・・


「付き合ってるの?」

「うん・・・まぁ・・・」




「へぇ・・・意外。」


意外!?意外なんだ・・・





あたしたちは新幹線にのって、空港へいき飛行機に乗った。