ごめんね。 遼。 好きだよ。 あたしたちは赤い糸で結ばれてると思ってたよ。 でも・・・ あたしたちは何もつながれてない。 血もつながっていない。 元は赤の他人だったんだ。 「聖司。あたし・・・好きだよ。聖司のこと。」 あたしは遼のことを忘れなくちゃいけないんだ。 好きでも・・・ あたしと遼は結ばれてはいけないから。 「付き合って。聖司。」