その日は、遼の部屋で布団を敷いて寝る事にした。



「乃愛、寝たか?」

「ううん」

「明日出しに行こうな。」

「明日?」

「あぁ」

「何で?」

遼はあたしの布団に入って、抱きしめた。



「待ってろ…3.2.1」



「誕生日おめでとう。」


あたしは遼の腕の中で18歳になった。