「な、にソレ・・・・」 震える人差し指を袋に向ける。 「コレかい?コレはねぇ・・・」 ニタリと薄気味悪い笑みをサンタは私に向けて、袋の口を持ち一気に開けた。 「キャッ!!!!?・・・ンー!!」 悲鳴を上げようとしたら、口に何かが詰め込まれ声が出せなかった。 袋の底には―――― 真っ赤な"モノ"が無残にも詰め込まれていた。