―――ザクッ






何かが突き刺さった音がし、そっと瞼を開けてみると私の頭の5cmくらい右にノコギリが突き刺さっていた。






私・・・・・






死んでない?






目線を下に落とすと少し動いている足が視界にはいった。







「動・・・く!!」




これで、逃げれる!!!





私はサンタに背を向け一気に走り出した。