あたしは、朝、学校に行くと、
告白の返事をする為、立花君を探す事にした。
下駄箱で、上履きに履き替え、教室に向かうと立花君はすぐに見つかった。
立花君は教室の前の廊下で、壁にもたれて友達と話していたから。
あたしを見つけると、立花君は友達と話をやめ、笑顔で、こっちにやって来た。
「おはよう。」
「…おはよ。
あのね。後で話したいから、昼休み屋上に来て。」
爽やかに笑う立花君に、目が合わせられないあたしは、早口で、それだけ言うと、教室に入った。
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