あたしの名前は、滝川 沙紀【タキガワ サキ】 お母さんは小さい頃になくなり、お父さんと二人暮らし。 だからかもしれないけど、面倒見がよく、しっかり者になってしまったのかもしれない。 朝になると、朝食を食べ、 学校に出掛ける準備をし、鞄を持つ。 「行ってきます。」 お父さんに言って、早めに家を出る。 それから、寝起きの悪い幼馴染みを叩き起こしに行く。 これがあたしの毎日の日課だ。 彼の家は隣。 家のチャイムをならすと、彼のお母さんが笑顔で現れた。