「悠太って誰?」

光輝は全く覚えてなかったらしく、麻耶に聞いた。

「ほら、この前中学校行ったじゃん?その時いた先生」

麻耶はペラペラと話す。


「ふぅん。付き合ってるわけじゃないんだよね?」


和希は麻耶に問う。


「さあね。ほら、行こ」


麻耶はサラッと答え、アパートの階段に足をかけた。


三人はがやがや騒がしく階段を上がっていった。


────────その頃あたしは…


「ふぅ」


額の汗を手のひらで拭い、一息ついた。


「なんとか間に合った」


下は掃除機かけてきれいだし

ベッドも服とかなくてきれいだし

完璧♪