大紀が見つめてくる 優しい 大きな瞳 身長は遊馬ほど高くないけど 背の低い私にはちょうど良い 顔だって芸能人並だし… 何せ 私の気持ちを理解してくれる ………… いや ダメなんだ! やっぱり私は遊馬が好きだから… 甘えてちゃイケない 「大紀…あの」 『美味しいクレープ屋さんあるんだけど…行こ?』 大紀は私の言葉を遮ると ニコニコと笑顔で歩き出した