そのうち、二人は電話に興味をしめさなくなる。 待っていれば、そのうち切れるだろう。 そう思っていた。 しかし、 ぴりりりり…… ぴりりりり…… ぴりりりり…… ぴりりりり…… ぴりりりり…… ぴりりりり…… ぴりりりり…… ぴりりりり…… ぴりりりり…… 電話はきたいはずれに鳴り続ける。 だんだんと二人の表情がくもってきた。 「うるせぇなぁ」 兄がいい加減イライラしてきた。 しかし、 ぴりりりり…… ぴりりりり…… ぴりりりり…… ぴりりりり…… 電話は鳴り続ける。