「なんだ。俺と一緒じゃん」
勉強のやる気を無くした過程が違うでしょ?!
と大声で言いそうになったが、言葉を飲み込み、「違うから!」と小声で比呂に言った。
すると、あははと笑う比呂は若干こちらに顔を寄せながらいったんだ。
「じゃ、お互い暇だし輝の話でも…する?」
こうやってサボっちゃうから成績下がる一方なんだよねぇ………。
なんてまともな意見を述べるあたしの思考も一時停止。
比呂同様、顔を近づけながら
「す、する……」
って答えちゃっていた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…